転職したい理由はなんだろうか?
序章 “転職後”のことを転職前に知っておく意義とは?/第1章 転職を決めてから入社前までのポイント/第2章 新しい会社に入社してから気をつけるポイント/第3章 転職後のトラブルを解決する/第4章 転職に成功した例&失敗した例/第5章 転職後、いい仕事ができる人の条件
いろんな職場で作業することが多いので人間関係にはいつも苦労しています。
転職でなくとも派遣先でも役に立つ内容が満載です。
レビューを見る
会社を辞めたいと思っているときは、一種のストレス状態にある場合が多い。
冷静な判断ができなくなっているときでもある。
たとえば、転職を考えたきっかけは「不本意な配置替え」だとしても、辞めたいと思いはじめたとたんに、
社員食堂がまずいとか、上司とも相性があまりよくないとか、すべてをマイナス方向に考えがちになる。
だが、冷静な判断を欠いたまま会社を辞めても転職は成功しない。
会社はいつでも辞められるのだ。
そこで退職の決意を会社に伝える前に、転職が最善の方法なのか、転職以外に方法はないのか、もう一度じっくり考えてみよう。
というのは、転職はリスクも伴うからだ。
生涯賃金や月給は減る場合が多い。
新しい会社に行けば、どんなにいまの会社で経験を積んでいても最初は「新入社員」だ。
社内の人間関係やクライアントとの信頼関係も、一から築いていかなくてはならない。
だから、一度冷静に仕事と自分のことを考える必要がある。
できれば3日ぐらい休暇をとり、会社から距離をおいて考えてみるのもいいだろう。
より冷静に考えるために、会社を辞めたい理由を紙に書き出してみよう。
上司とうまくいかない、給料が安い、通勤時間が長い、経営陣が頼りないなど、とにかくすべてメモしてみる。
そして、一つひとつ検討していく。
自分のなかに抱え込んでいる辞めたい理由をいったん外に全部出すことによって、自分を客観的に見られるようになるはずだ。
辞めたい理由をチェックする
辞めたい理由を検討する際、次のポイントを見ておこう。
どこの会社でも起こることかどうか
人間関係や配置転換などの問題は、どこの会社でも起こる可能性がある。
人間関係や配置転換が不満な場合は、不満の理由を具体的にあげてみることが大事だ。
たとえば、
「営業の仕事にやりがいを感じている。自分は一生営業を続けていきたい」
という信念があるのに総務部に異動になってしまった、というときには営業職ができる会社を探せばいい。
けれど単に「総務はつまらなそう」では、転職しても結局同じ不満にぶつかることになる。
自分自身で解決するための努力をしたか
不満に思うことを改善するために、自ら何か行動したかどうかもチェックする必要がある。
「仕事がおもしろくない」というなら、自分でおもしろくできる仕事を考えて上司に提案しただろうか。
「営業の意見が経営陣まで届かない」というなら、届く方法を自分で考えただろうか。
会社は人間の活動によって成り立っている組織だ。
自分から行動を起こせば、変えられる状況はいくらでもあるだろう。
自分を過大評価していないか
サラリーマン社会では、個人の実力とは関係なく名刺で仕事ができてしまうことが多分にある。
大企業や業績のよい有名企業の社員というだけで、また部長や取締役の肩書がついているだけで相手企業と取引契約が成立してしまう。
相手企業にとってみれば、企業の実力が大事なのであって、担当者がだれかということは二の次だ。
しかし、取引を成立させた本人は、自分の実力だと思い込む。
「こんな会社は辞めても、自分には実力があるから大丈夫」
と思い込んで本当に辞めたら、だれも見向きもしなくなるというのはよくある話だ。
自信をもつのは悪くないが、実力は本当に自分のものなのか、それとも企業の名前のおかげなのかを冷静に判断する必要があるだろう。
自分を過小評価していないか
逆に自分を過小評価して、必要以上に「だめだ」と思い込んでいる人もいる。
与えられたノルマを達成できず、自信をなくして辞めてしまいたくなることもあるだろう。
だがまずノルマが適切なものなのか、ノルマを達成させるための努力や工夫を怠っていないかを確認してみよう。
上司に相談してみれば、意外に適切なアドバイスをもらえるかもしれない。
これらをきちんと整理したうえで転職を決めても遅くはないのだ。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:中高年の転職
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/3460
