転職の秘訣は自分を知ること
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転職に成功した人たちに共通しているのは、
「自分自身についてよくわかっている」ことだ。
「自分は何がやりたいか」が具体的になっていて、それを実現させるべく転職先を見極めている。
世間一般の評価でなく自分の価値観で転職先を選んでいる。
だから面接で、自己紹介してくださいといわれても、退職理由や志望動機を聞かれても、ひるむことなく自信をもって答えられる。
転職後も生き生きと新しい職場で働き、キャリアを積んでいる。
つまり、転職を成功させるには、自分研究を徹底的に行って自分自身をよく知ることが絶対条件なのだ。
転職のための自分研究で、はっきりさせておくべきことは、
「自分はどうして転職をしたいのか?」
「自分は何がやりたいのか?」
「自分には何ができるのか?」
の3点だ。
自己分析
では実際にどうやって自分研究を行ったらいいか。
それは次の2つの観点から見て、自分自身を総合的に判断するのがいい。
第1の観点は、自分自身だ。
自分の過去を振り返り、そもそもどうして転職をしようと思ったのか、自分はどんな性格をしているのか、自分にとって仕事とは何かなどを考えていく。
第2の観点は、第三者だ。
人が自分をどう評価するかを知れば、面接のとき採用担当者が自分にどんな印象をもつのかもわかる。
自分を評価してもらう「他人」は、同僚、家族、友人、知人など自分をよく知っている人を選ぶ。
ひとりの人だけの評価だと結果が偏る可能性があるから、できれば複数の人を選ぼう。
家庭での自分、職場での自分、友人たちといるときの自分など、あらゆる場面での自分を評価してもらうことも大事だ。
おそらく他人の評価と自分の評価が異なるところが出てくるだろう。
注目したいのは、自分はプラスの評価をしていたのに、他人はマイナスの評価をした部分だ。
なぜその人がマイナスと評価したかの理由を聞き、直せることなら直しておきたい。
どうして転職をするのか?
転職の自分研究で、まず最初に明らかにしておくべきことは「自分はどうして転職をしたいのか」だ。
本当に転職がベストな選択なのかを確認する意味もあるし、会社に不満があるのか、仕事の内容に不満があるのか、職種に不満があるのかを明らかにする意味もある。
会社に不満があるのなら同業他社への転職が有利だし、仕事の内容に不満があるのなら、いまの能力を生かせる違う分野の仕事をしている会社への転職がいいだろう。
業種や職種そのものに不満があるなら、自分はどんな業種につきたいのかを考える必要がある。
不満の内容が適切なものかもチェックしよう。
何がやりたいのか? 何ができるのか?
だれもが自分の希望にあった、やりがいのある、できれば楽しくできる仕事をしたいと思っている。
そんな仕事を得るには何が必要だろうか?
それは、その仕事に適した「能力(技術・知識)」、その仕事に適した「性格・気質」、その仕事に対する「気持ち・意欲」だ。
たとえばCGデザイナーになりたいとしよう。
どんなに「CGが好きだ!」と思っても、気持ちだけで技術や知識がなければ採用はむずかしい。
長時間座っての作業に耐えられる性格でなければ、仕事は苦痛になるだろう。
逆に技術も知識もあって、性格が向いていたとしても「やりたい!」という意志がなければ、仕事は楽しくない。
つまり、「自分は何がやりたいか」を考えるときに、「能力(技術・知識)」「性格・気質」「気持ち・意欲」の3点を考え合わせる必要があるのだ。
やりたい仕事の内容を把握しているか?
「これがやりたい」という、自分のやりたい仕事が見つかったら、それをあらゆる角度から検証してみよう。
具体的にどのような仕事なのか、
おもしろい点はどこか、
どんなところが辛いのかなどを研究する。
本当に自分がやりたい仕事なのかを確認する意味がある。
失敗しがちなのは、短絡的に考えたり、イメージを先行させてしまうことなどだ。
たとえば海外で働きたいから商社と決めつける、クリエイティブな仕事がしたいから広告代理店などと、イメージだけで決定してしまうのは危険だ。
「これだけは譲れない」のは何か?
仕事の内容や労働条件、労働環境などについて、どこまで妥協できて、何が譲れないのか、自分なりに基準を決めておこう。
転職先はできるかぎり自分の希望にあった企業を選んだほうがいいが、100%かなうところを探すのはむずかしい。
だから「これだけは譲れない」というラインを設定しておいたほうがいい。
安易に決めて、結局後悔するのを避けるためだ。
たとえば家族と過ごす時間を何よりも大事にする人が、残業や休日出勤の多い会社に入社したのでは、いくら希望どおりの仕事についたとしても後悔することになる。
いくら高待遇でも、本当にやりたい仕事以外のことをやっていたらいずれ苦痛になるだろう。
転職には、自分の人生観やライフスタイルを考え合わせることも必要なのだ。
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