年齢条件が10歳以上若くても積極的に応募してみよう
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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中高年の再就職がなかなか決まらない原因の一つに、求人の年齢条件があります。
たしかに、50歳以上の求人はとても少ないのが現実です。
しかし、これを跳ね返す再就職活動がないわけではありません。
たとえば、「40歳まで」という求人ならそれなりにあるはずです。
年齢条件の上限が自分の年齢より10歳以上若くても積極的に応募しましょう。
実際、私が就職支援をしてきた50代の方々のなかに、こうして採用が決まった人がたくさんいます。
だからといって、「40歳まで」という求人にすべて応募しても、採用の可能性が広がるわけではありません。
何十通も書類(履歴書、職務経歴書)を送付しながら面接にこぎつけられないのは、年齢条件を重視している会社に応募してしまっているからです。
実は求人の年齢条件がどう書かれているかを注意深く読むと、
採用側がどの程度まで年齢にこだわっているかが分かります。
年齢条件のハードルの低い求人を探して面接にこぎつければ、もともと中高年は経験と高い職務能力を備えているのですから、採用のチャンスはグンと広がります。
では、以下の3つの年齢条件のなかで、どれが50代の採用の可能性がある求人かお分かりになるでしょうか?
A5歳から40歳まで。
B40歳以下。
C25歳から40歳まで
答えはCです。
年齢条件の幅が広いのは、
「仕事ができれば年齢にはあまりこだわらない」
と採用担当者が考えているからです。
また、職場の構成人員の年齢層が幅広い会社もこのような表記をよくします。
こういう会社は年齢オーバーの採用にも抵抗感がありません。
一方、Aはほとんど可能性がありません。
中途採用の多くは欠員募集。
この表記からは前任者が35〜40歳であったと想像できます。
また、部署の管理職との上下関係から、この枠内に収まる人でないと不都合なときにこう表記します。
BはAほどではないにせよ、これもかなり厳しい。
「20代、30代の人を採用したい。ぎりぎり40歳まではOK」
という意図が読み取れます。
給与や待遇がよいからといって、AやBのような求人に応募していたら、いくら時間や労力をかけても、再就職はなかなか決まりません。
不採用が続くと自信や意欲も減退してしまいます。
50代・60代の再就職のポイントはテンポよく活動を進めることです。
求職期間が長くなればなるほど、
「他企業でも不採用だった人」
とか
「失業保険を満額受け取ってから再就職しようと考えていた人」
と見られ、大きなマイナスになります。
できれば3ヶ月、長くとも半年で決めると目標を立てると、再就職活動はスピードアップします。
ムダな応募を極力減らし、可能性の高い求人に集中するためにも、年齢条件を上手に読むことが不可欠です。
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