中高年の、理想の再就職活動
リタイアだけが人生じゃない!大人の夢シリーズ
年金・リストラ・定年が気になる人のために書かれた本です。
不安を抱えているだけでは、問題の解決にはなりません。
本書を読むことから自分の将来への行動を開始してください。
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「2007年から団塊世代が、続々、定年退職。どうなる年金、どうなる再雇用」
そんな不安感を煽るような報道をよく見聞きしましたね。
確かに、2007年から2010年にかけて、団塊の世代の方々の大量退職は日本の経済や社会に大きな影響を与えるでしょう。
けれど、団塊の世代は、昭和・平成と競争社会を駆け抜けてきた、強烈な個性派集団。
これまでの定年退職者の再就職とはまったく違う、
「セカンドライフの再就職と働き方」を見つけられる人たちだと、私は確信しています。
私がそう思うのには3つの理由があります。
一つ目の理由は、団塊の世代は「自ら行動できる人たち」だからです。
まじめに団塊の世代は一人ひとりが、日本の高度成長の中で、多種多様な働き方や生き方を模索してきた世代です。
そのため、定年退職後の「セカンドライフ」でも、自分らしい生き方を求めて、実際に行動する力を持っています。
二つ目の理由は、多くの団塊世代の家計にはゆとりがあり、「生活するため」「子どもを育てるため」といった30代・40代とは違う、働き方ができるからです。
これまでは正社員としてフルタイム勤務で働いてきた人がほとんどだと思いますが、住宅ローンを完済し、子どもが独立して教育費がかからなくなり、
今までの蓄えやこれからの年金が見込める団塊の世代は、もっとゆとりのある働き方ができるはず。
ですから、再就職では雇用形態の幅を広げ、契約社員や派遣スタッフ、
あるいは有給ボランティアやパートなどで、次の世代を育てたり、支援したりする働き方もできるはずです。
つまり、20代〜50代より、働き方の選択肢は多いのです。
三つ目の理由は、「団塊の世代が抜けた穴は大きい」と雇用側が感じているからです。
長かった不況が底を打ち、ここ1年で採用マーケットは再び活況してきました。
現在、勤務している会社では、定年後のポストがなかったとしても、団塊の世代が今まで培ってきた経験とノウハウを活かしてほしいと思っている企業は、他にたくさんあります。
実際、私がお会いしてきた中小企業の経営者の方々には、アドバイザリースタッフや次世代育成に骨を折ってくれる「大番頭」として招きたいと考えている方は少なくありません。
このように、これからの中高年の再就職は、けっして暗いものではありません。
今の60歳の方々は一昔前とは違い、体も頭も元気。
まだまだ活躍できる人たちばかりです。
その能力と経験を活かさないなんて、もったいない!けれど、一方で団塊の世代は一番離転職経験が少ない人たちでもあります。
そのため、転職に慣れている20代・30代に比べると、再就職の仕方や雇用する側のニーズをまったくわかっていない人がほとんどだったりします。
根拠のない自信があって、「自分だけは違う」と思っている人こそ、過去の栄光やプライドに囚われていて危ない。
「セカンドライフ」という新しい人生のリングにあがるためには、戦う相手を事前によく研究しておかないと、いきなりKO負けになってしまいます。
一度、思いがけなく不採用になって、プライドをこなごなにされてしまうと、なかなか再就職活動に復帰できないものです。
そうならないために、みなさんが「葦退職後の再就職」という戦う相手を知り、
自分にマッチした戦い方を見つけるためのノウハウを身に着けることが大切です。
再就職に当たっては、どのように自分の個性と実績・経験をアレンジし、プライベートライフとのバランスをはかるか、を十分に考えて下さい。
そして、
「会社から選ばれる」のではなく、「自分が選ぶ」側になる再就職活動にして欲しいと思っています。
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