シニアからの正社員転職求人は少ない。
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景気が回復しても中高年の転職の事情は依然として好転していない。
現在の産業側の基本的な考えとしては、一部の経営幹部層、スペシャリスト層を除いてはホワイトカラーの正社員求人は極めて少ない。
その分、近年増えているのがシニア人材派遣だ。
人材派遣という形態が、シニアのホワイトカラーの仕事の領域を広げているといっていい。
同時に、非正規雇用の形態が中高年層にも広がっている実態を示している。
ホワイトカラー型のキャリアを活かした仕事が少ない半面、シニア層の仕事の求人で多いのが軽作業型の仕事だ。
転職では年収300万円程度、人材派遣では時給1,300円前後、パートでは時給1,000円程度が現状
収入面から見てみると、中高年ホワイトカラーの転職求人案件の絶対数は少ないが、正社員でも年収300万円程度が多い。
月給だと20万円台になる。
賞与なしで税込み好き25万円というところだ。
ハローワーク、公的人材銀行等の求人ではこのレベルだ。
民間人材バンクという転職紹介状がある。
登録は個人は無料だが、報酬は企業からのリクルート費で年収の20%以上を標準としているため、新聞の公募広告では得られにくいレベルの人材を企業が求める場合に行われているので、シニア層では経営幹部層や、一部のスペシャリスト層が対象になって来る。
報酬は高いが、必要なキャリアの要件が厳しく、それなりの実績が必要だ。
人材派遣では仕事単位に条件は違うが、時給ベースでは一般職では1,200円から1,400円程度、パートでは850円から1,000円程度で経験を積んでもほとんどあがらないのが現状だ。
しかし、同時に責任がなく、気楽に、ストレスのないことは確実で、マイペースで仕事が出来る利点がある。
60歳からの仕事の目的、目標を立てる
シニアから、もしくは定年後どのように働くかは、どのように生きるかによる。
どのように行きたいかの考えを主軸に置き、やりたいことと食べることを両立しながら考えていくことが必要だ。
退職金や年金、貯蓄があれば、短期的にではなく、中期的に考えることが出来るだろう。
シニアからの働き方を整理するには、収入面を中心とした目的をまず明確にし、それに沿った目標を明確にすることから始めてみよう。
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