再就職後の生活費を洗い出す
序章 “転職後”のことを転職前に知っておく意義とは?/第1章 転職を決めてから入社前までのポイント/第2章 新しい会社に入社してから気をつけるポイント/第3章 転職後のトラブルを解決する/第4章 転職に成功した例&失敗した例/第5章 転職後、いい仕事ができる人の条件
いろんな職場で作業することが多いので人間関係にはいつも苦労しています。
転職でなくとも派遣先でも役に立つ内容が満載です。
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「これくらいの給料はもらえるだろう」
「この年までは雇ってくれるだろう」
と勝手に思い込んでいると、「しまった!」ということになります。
そうならないためには、「現在」と「3年後」、そして「年金受給開始の年」の3つをポイントに、再就職後の生活費を厳密に洗い出しておく必要があります。
毎月の生活費
履歴書には「希望給与欄」が設けられています。
しかし、前の会社と同じレベルの給与額を書くようでは、せっかくの採用チャンスを棒に振ってしまいます。
ほとんどの場合、再就職では給与は下がると覚悟しなければなりません。
かといって「年収3割減ならやっていけるだろう」と大雑把に考えて書く人も失敗します。
希望年収額をもう少し低めに書いていたら採用されるケースもあるかもしれません。
逆に、奥さんに相談もせずに「3割減」で申告し、家計が成り立たなくなって給料の高い勤め口を再び探さなければならなくなることもあります。
こうした失敗をしないためにはどうしたらいいのでしょう?
家計簿を付けて生活費がいくらかかるかはっきりさせることです。
たとえば、お子さんがすでに独立して、残高がわずかになった住宅ローンを早期退職金で返済できれば、夫婦2人の生活費は思ったよりもかかりません。
最低必要な収入額が決まれば、高収入を求めてあちこち再就職先をさがすこともなくなります。
収入が減っても体力的に楽だったり、かねてから挑戦してみたい仕事だったり、社会貢献につながる仕事だったりと選択の幅が広がるからです。
自分や家族の健康
再就職後のもっとも大きなつまずきは、あなた自身が健康を害してしまうことでしょう。
新しい職場で働くことは、思っている以上に精神的・肉体的ストレスが大きいものです。
再就職後、半年から1年で体調を崩して退職を余儀なくされる人が多いことでも、それはわかります。
なによりも、新しい仕事・職場をこなせるだけの体力があるか冷静に判断しましょう。
「死ぬ気でがんばればなんとかなるさ」
では働き続けられません。
また、必ずチェックしておきたいのが夫婦それぞれの親の健康状態。
いまは元気でも、年を取るとちょっとした風邪から長期入院になることも珍しくありません。
老人介護の費用はデイケアや介護ヘルパー費、オムツ代などが積み重なり、かなりの負担になります。
考えていた再就職先の収入では生活できなくなるかもしれません。
「自分は医療保険に入っているから大丈夫」
とタカをくくらず、奥さんや親の医療保険、介護保険の保障内容をきちんと把握しておきましょう。
新卒時の就職と違って、中高年の再就職は一緒に住んでいる家族以外に、夫・妻両方の老親など関係する人が何人もいます。
自分だけでなく、周囲の経済状況をチェックしておくことが、転ばぬ先の杖になります。
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